市原市で進めていた屋根塗装工事が完了しましたので、本日の作業の様子をお伝えします。

今回の現場では、紫外線や雨風の影響によりスレート屋根の劣化が進んでおり、苔の付着や色褪せが目立つ状態でした。

「長く安心して暮らしていただけるように」という想いで、担当スタッフが一つひとつの工程を丁寧に積み重ねた施工です。

ここでは、実際にいただいたお写真に沿って、作業の流れを詳しくご紹介します。

■ 1枚目：施工前（現地調査時の屋根の状態）

写真を見ると、屋根全体が白っぽく乾燥し、塗膜がほとんど残っていない状態でした。

屋根表面には黒ずみや苔が広がり、防水性が落ちていることが分かります。

遠景まで見渡せる高台の立地ということもあり、風雨の影響を強く受けやすい環境と推測できます。

このまま放置すると、屋根材が水を吸い、割れや反りが生じる可能性もあるため、塗装での保護が必要なタイミングでした。

■ 2枚目：高圧洗浄（苔・汚れの徹底除去）

2枚目では、実際に高圧洗浄を行っている様子が写っています。

ノズルから勢いよく噴射される水により、黒い汚れや黄ばみ、苔が一気に落ちていく様子がはっきり分かります。

スレートの溝に入り込んだ苔もしっかり除去し、塗料が密着しやすい下地づくりを徹底しました。

高圧洗浄は塗装前の最重要工程のひとつで、

「ここで手を抜くと良い仕上がりにはならない」

という担当スタッフの気持ちが伝わる丁寧な作業でした。

■ 3枚目：下塗り（シーラーで吸い込み調整）

3枚目の写真では、洗浄後の素地に下塗り材をローラーで塗布している様子が写っています。

スレート屋根は劣化すると塗料を吸い込みやすくなるため、下塗りをしっかり入れて塗膜の密着性を高めることが非常に重要です。

写真を見ると、まだらに白っぽくなっている部分がありますが、これは洗浄で露出した素地に下塗りが染み込んでいる証拠です。

均一にローラーを動かし、細部まで丁寧に塗り進めている様子が伝わってきます。

■ 4枚目：中塗り（塗膜の厚みを重ねる工程）

4枚目の写真は、中塗り作業の様子です。

下塗りで整えた屋根に、仕上がりの色を重ねていく工程で、ここでしっかり塗膜の厚みを確保することで耐久性が高まります。

写真を見ると、塗料が均一に広がり、屋根全体の表情が落ち着き始めているのが分かります。

スレートの凹凸に沿ってローラーを丁寧に動かし、順番に塗り進めている様子が伝わってくる一枚です。

■ 5枚目：上塗り（仕上げ塗りで耐久性アップ）

5枚目では、上塗りを行い、屋根全体が美しい艶をまとった様子が写っています。

上塗りは“見た目の仕上げ”だけでなく、雨・紫外線から屋根を守るための最終保護層となる重要な工程です。

写真の屋根は光を均一に反射しており、塗膜の仕上がりが美しく整っていることが分かります。

スレート一枚一枚にローラーを丁寧に当て、細部まで手を抜かず仕上げました。

■ 6枚目：施工後（快晴の下で完了写真）

最後の写真は、施工後の屋根が青空の下で美しく映える仕上がり。

施工前とは全く違う、締まりのある濃い色味で、屋根全体が若返ったような印象です。

遠景まで広がる市原市の景色とともに、屋根の表面が滑らかで均一に仕上がっているのがよく分かります。

防水性も回復し、今後の耐久性にも期待できる状態になりました。

■ 担当者よりひと言

今回の現場では、

「屋根ができる限り長く持つように」

という思いで一つひとつの工程を進めたと聞いています。

表立って主張するタイプではありませんが、最後まで丁寧な姿勢を崩さず、誠実に作業に向き合う職人です。

お客様にも安心して見守っていただけた現場でした。

■ 市原市で屋根塗装をご検討中の方へ

市原市は海風・寒暖差・強い日差しなど、屋根への負担が大きい地域です。

屋根の劣化は気付かないうちに進むため、

「少しでも気になるサイン」があれば早めのメンテナンスをおすすめします。

当店では写真付きで分かりやすい報告と、住まいを長持ちさせるための最適なご提案を心がけています。